ヴィーガンレザーで感動の履き心地を。職人のこだわりと愛情が詰まった「やさしい靴工房 Belle & Sofa」

皆様、こんにちは。
便利になり過ぎたこの社会で、皆様は1日にどれくらい歩いていますか?ここ数十年で目覚ましく進化したテクノロジーは、私たちの生活をたいへん便利なものにしてくれました。スマートフォン1台あれば、ベッドでくつろぎながら豊富なエンタメを楽しむことができますし、ネットショッピングを使えば、店舗まで足を運ばずとも買い物を済ませることができます。そして、コロナ過で普及したリモートワークは、働き方やライフスタイルを大きく変えました。その気になれば、家から一歩も出なくても生活できてしまうほどです。ヒトは意志の弱い生き物…目の前に楽な選択肢があると、ついついそちらを選んでしまいます。気づけば最近、まったく歩かなくなっている。皆様も思うところがあるはずです。
歩くことは健康の土台を作り、生活習慣病をはじめとする現代人のあらゆる不調を取り除く万能薬になり得ます。そこで今回は、50年以上に渡って靴づくりを追求されている「やさしい靴工房 Belle & Sofa」さんを紹介したいと思います。この記事を読んでくださった皆様が、歩くことの素晴らしさを再認識し、自然と歩きたくなるような素敵な靴に出会えることを願っています。

嬉しいことに、神戸市の「ふるさと納税返礼品」として購入することもできるよ。

靴の街・神戸市を拠点に、“足にやさしい靴”をコンセプトに靴づくりをされている老舗工房であり、1969年創業から50年以上に渡り、多くの方に愛されているブランドです。企画から製造・販売までの全てを自社工房で行ってあり、その一足一足に、履き心地に対する“職人さんのこだわり”が反映されるのが特徴です。
また、機能性やデザイン性だけでなく、素材に国産のヴィーガンレザーを使っている点も珍しく、動物福祉の観点からも注目されています。

2013年度/ 2015年度グッドデザイン賞や、神戸セレクションに6年連続で認定されるなど、今なお高い評価を得ています。

2.「歩く理由」を奪われた社会で、歩くために
2-1. DNAに刻まれた「歩く」という営み
私たちの祖先は、250万年間も続いた狩猟採取の時代を生きていました。その原始的な生活では、食料を探すために身体を動かし、1日に何十キロも歩くことが当たり前でした。そして、現代を生きる私たちの身体や脳は、その頃からほとんど変わっていません。歩くことは自然の営みであり、医学的にも認められている多くの健康効果があります。例えば、日常的に歩く習慣がある人は、薬に頼らずとも、糖尿病や高血圧、脂質異常症などの生活習慣病を予防することができます。

また、「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンの分泌が活性化することで精神が安定し、うつ病や認知症のリスクを軽減できることも分かっています。歩くことは、単なるエクササイズに留まらず、現代人の抱えるあらゆる不調を解決し、心身の健康寿命を延ばす鍵になるのです。

服装は自由、特別な道具も使わず、お金も掛からない。歩くことは、最も身近で気軽に続けられる健康習慣なんだ。
2-2. 便利になり過ぎた社会
歩くことが身体に良いと頭では分かっていても、現代人の多くはあまり歩けていません。それは、日常から「歩く理由」が奪われているからです。自動車や電車などの便利な移動手段、常設されたエスカレーター/エレベーター、足を運ぶ必要のないネットショッピング、玄関先まで届けてくれる配達システム、などなど。ここ数十年の間に、テクノロジーは急速に進化し、私たちの生活様式は大きく変わりました。その気になれば、家から一歩も出なくても生活できてしまうほどに、社会は便利になり過ぎてしまったのです。特に、コロナ禍で普及したリモートワークが、「通勤」という社会人にとって唯一とも言える「歩く理由」をごっそりと奪いました。

実際、1日当たりの平均歩数は、過去10年間で減少傾向にあり、令和5年においては、男性で6,628歩/日、女性で5,689歩/日です。どちらも、健康日本21(第3次)で推奨されている目標値(年齢調整値)7,100 歩/日には届いていません。しかも、ウォーキングを含めた運動習慣について「無し」と回答した方は、全体の45.1%(男性43.3%、女性46.5%)もいます。

この先もテクノロジーは進化し続け、ますます便利な社会になっていくことは間違いありません。そんな中、既に「歩かないこと」に慣れきってしまった現代人が、どうなってしまうのかは容易に想像できます。
2-3. 第一歩は「歩きたくなる靴」を選ぶこと
便利になり過ぎた社会で、歩く習慣を取り戻すにはどうすれば良いのでしょうか?スマートウォッチやアプリを使って歩数を可視化することには一定の効果があります。具体的な数値が出ると、やる気や達成感を得やすく、それが歩くことへのモチベーションに繋がるからです。しかし、その前のやるべきことがあります。それは「歩きたくなる靴」を選ぶことです。ヒトは意志の弱い生き物であり、「歩かなくては」という義務感から始めてしまうと、どこかで心が折れてしまいます。故に、「歩きたい」というポジティブな気持ちから始めること、そう思える素敵な靴を選ぶことが大切なのです。


3.「やさしい靴工房 Belle & Sofa」の3つの魅力!
Belle & Sofaさんは、靴の街といわれる神戸市で50年間以上、“足にやさしい靴“を信念に持ち、靴づくりを追求されている工房です。熟練した職人さんの手によって、何度も試作や調整を重ね、靴の見えない部分までも丁寧に作り込まれています。そんな職人さんのこだわりと愛情が詰まった靴は、長く愛用してもらえるように、”究極の履き心地“と”シンプルながらお洒落なデザイン“を実現しています。
Point 1:ヴィーガンレザー製 -足に優しく、動物にも優しい
Belle & Sofaさんの靴は、その多くに「ヴィーガンレザー」が使用されています。ヴィーガンレザーは、動物由来の本革を使わず、その繊維構造を再現した新しい素材です。従来の合成皮革と本革の「いいとこどり」をしたような特徴を持っています。例えば、ヴィーガンレザーの靴は、合成皮革のように雨やカビに強いにも関わらず、本革ように柔らかく足に優しく馴染みます。もちろん、その名が示す通り、動物を犠牲にしません。加えて、特許取得の独自製法(ドーム製法)によって、製造工程で発生する産業廃棄物を30%削減しており、動物・自然保護の観点からも優れています。


靴づくりへの”こだわり“から、本革に負けない質感と風合いを再現しており、見た目も美しい仕上がりになっています。
Point 2:究極の履き心地 -どれだけ歩いても、足がラクラク
Belle & Sofaさんの工房では、靴づくりに長けた職人さんと共に、足と靴の専門知識を持つシューフィッターさんが開発に携わり、“究極の履き心地”を追求しています。例えば、インソールには、クッション性に優れた“高反発ウレタン”製のオリジナルを採用しており、足の自然な動きを邪魔することなく骨や関節への負担をなくしています。先述の特許製法(ドーム製法)も、手で捻じれるほどの柔らかさと軽さを実現しています。その他、靴を堅くしてしまう糊の使用を極限まで減らすなど、靴づくりの細部に至るまで足にやさしい配慮がなされています。
また、日本人の多くが抱える「外反母趾」や「甲が広い」「左右で足のサイズが異なる」といった悩みについても、足の個性に寄り添って調整できる特別注文(税込み770円)で対応しています。


靴づくりの全てを自社工房で行っているからこそ、細やかなフィッティングを実現できるんだ。
Point 3:お家で完結
長く愛用していく靴は、やはり店舗で選びたいもの。Belle & Sofaさんは神戸市以外にも4つの直営店を持ち、取扱店も10つあります。しかし、地理的にどうしても足を運べない方もいらっしゃるはず。そんな方のために、「交換往復送料無料サービス」を用意しています。オンラインショップで購入した靴のサイズやフィッティングが合わなかった場合でも、サイズ交換品の受取と返送を玄関先で行うことができます(1回の交換に限り無料)。しかも、元の靴と別のデザインであっても交換可能なため、オンラインショップでも自分の足にピッタリな靴と出会うことができます。


「自宅できる足のサイズ測定方法」も参考にしてみてください。
4. 結び
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
私たちは今、かつてないにほどに便利な社会を生きています。しかし、その便利さの代償として、ヒトとして本当に大切にすべきものを失いつつあります。そのことに、そろそろ気づかねばなりません。「歩くこと」は、ただの移動手段ではなく、身体と心を整えるための大切な営みです。1駅前で降りて徒歩通勤してみる、エスカレーターではなく階段を使ってみる、夕方に15分だけ散歩してみる、天気いい日に公園まで足を延ばしてみる。「健康」という幸せの土台は、そんな小さな積み重ねによって築かれるのです。便利な社会だからこそ敢えて歩く、そういう心掛けが、現代を生きる私たちには必要なのです。「やさしい靴工房 Belle & Sofa」さんは、50年以上も前から“足にやさしい靴”を作り続けています。その工房には、長年積み重ねてきた技術と愛情が込められた靴がたくさんあります。一度、訪れてみてください。皆様が「歩きたい」と心から思える素敵な一足に、きっと出会えるはずです。
自分に優しく、人に優しく。自分貢献から他者貢献、そして、社会貢献へ。それが回りまわって、皆様自身や家族にとって優しい社会になるのだと、私は信じています。
