人と社会

“モノの循環”をもっとなめらかに。“捨てる”を減らすフリマアプリ「メルカリ」

otobokezizou

皆様の家に、「もう使わないけれど、捨てるのはなんだかもったいない……」と思いながら、しまいこんでいるモノはありませんか?

趣味が変わって着ることがなくなった服、もらったけれど自分には少し合わなかったバッグ、買ったものの使う機会がなかったアイテムなど。まだ使えるのに、ごみにするのはもったいない… 捨てようとするたびに、なんとなく手が止まってしまう。皆様にも、思い当たるところがあるのではないでしょうか。
その感覚はとても大切です。モノを大切にしたいという気持ち、誰かの役に立ってほしいという願い。それは、大量生産・大量消費・大量廃棄が当たり前になってしまった現代において、私たちが静かに持ち続けてきた優しさなのかもしれません。

今回は、そんな「もったいない」の気持ちにそっと寄り添ってくれるフリマアプリ「メルカリ」について、お話ししたいと思います。モノやお金、あらゆる価値がなめらかに循環する。そんな暮らしをゆっくりと育んでいく。この記事が、皆様のライフスタイルを見つめ直す小さなきっかけになれば嬉しいです。

使わなくなったモノを、スマホひとつで、売り買いできるフリマアプリです。より多くのユーザーに使ってもらうことで、「まだ使えるモノを捨てず、必要としている誰かへ届ける」という小さな循環を、暮らしの中につくっています。

使い方はとてもシンプル。スマホで写真を撮って、値段をつけて出品するだけ。アプリ内でのサポートが充実しているため、直感的に分かりやすく、誰でも気軽に始められるのが特長です。2013年のリリースから、服や本、家電、ホビー用品、推し活グッズまで、実にさまざまなモノが取引されています。

参考:株式会社メルカリ「ホームページ」

おとぼけ地蔵
おとぼけ地蔵

循環型社会(サーキュラーエコノミー)に向けた取り組みが評価され、2024年には、環境省の「エコ・ファースト企業」に認定されました。

あわせて読んで頂きたい記事
消費を通じた未来への投資。クローゼットに眠る古着が子どもの命を救う「古着deワクチン」
消費を通じた未来への投資。クローゼットに眠る古着が子どもの命を救う「古着deワクチン」

2. 日本の「捨てる」問題

2-1. 毎日生まれる「839gのごみ」

環境省の調査によると、2024年度の日本のごみ総排出量は3,811万トン ―1人あたり毎日839gのごみを出している計算になります。そして、これらのごみ処理に掛かる費用は、年間2兆円以上。その多くは、私たちの税金でまかなわれています。

お金が「もったいない」というだけではありません。ごみの焼却や埋め立ては、CO2排出や土壌汚染などの環境負荷にもつながっています。特に、衣類の大量廃棄は深刻です。
私たちは普段、「捨てる」という行為をあまり意識しません。けれど、無意識の積み重ねが、環境問題の一因になっているのです。

目の白いとり
目の白いとり

日本のごみのリサイクル率は約20%。過去10年間、ほとんど変わってないんだ。

参考:環境省「一般廃棄物処理事業実態調査の結果(令和6年度)」

2-2. まだ使えるのに、捨ててしまう

日本の家庭に眠っている不要品の総額は、約90兆5,352億円とも言われています。最新の意識調査よると、7割以上の人たちが「まだ使えるモノ」をごみとして処分する傾向にあることがわかっています。

もしそれらが、必要としている他の誰かに使ってもらえたなら…モノは活かされ、今よりもずっとごみは減るはずです。

私たちは「お金」には敏感です。でも、使わなくなった「モノの価値」には意外と気づきにくい。もしかしたら、要らないと判断したモノの中に、「隠れた資産」があるかもしれません。

参考:株式会社メルカリ「2025年版 日本の家庭に眠る“かくれ資産”調査」

2-3.「もったいない」の行き場がない

日本には古くからもったいない文化があり、モノを大切にする精神が根付いています。一方で、「もったいないから捨てられない」「捨てることに罪悪感がある」という理由で、使わなくなったモノを自宅や物置にしまい込んでいる人も少なくありません。

けれど、モノは使われてはじめて価値を生みます。捨てることだけでなく、モノを使わずにしまい込んでいる状態もまた、「もったいない」ことなのです。

参考:株式会社ジモティー「不要品処分の実態調査(2025年)」

3.「メルカリ」の3つの魅力!

モノがあふれる時代だからこそ、「どう捨てるか」だけでなく、「どう循環させるか」が大切になります。それに優しく応えてくれるのが、フリマアプリ「メルカリ」です。
2013年のリリースから、個人間でのモノの循環を促し、日本のごみ削減に大きく貢献しています。

おとぼけ地蔵
おとぼけ地蔵

月間アクティブユーザー数は2,300万人を超えており、「社会の公器」になりつつあります。(2025年6月時点)

参考:株式会社メルカリ「Impact Report 2025」

Point 1:モノに第二の人生を ―誰でもすぐに、かんたん出品

メルカリの最大の魅力は、使わなくなったモノを、必要としてくれる他の誰かへ「渡す」という選択肢を、とても身近にしてくれたことです。AI出品サポートにより、写真を撮るだけで商品名やカテゴリーを提案してくれるため、初心者でも迷わず、直感的に出品することができます。

また、「らくらくメルカリ便」を利用すれば、出品者と購入者で互いの住所や名前を明かすことなく、匿名で取引を行えます。宛先を書く手間もなく、コンビニや宅配便ロッカー(PUDO)で二次元コードをかざすだけで発送できるため、とてもスマートです。
さらに、配送料は取引後の売上金から差し引かれる仕組みのため、手元にモノさえあれば、今すぐにでも始められます。

おとぼけ地蔵
おとぼけ地蔵

メルカリでは、「安全」「信頼」「人道的」を基本原則に、安心・安全への取り組みが続けられています。

Point 2: 家計にもやさしい —モノを大切に使うようになる

取引で得た売上金は、メルカリでの購入だけでなく、「メルペイ」で日常の買い物にも広く使うことができます。使わなくなったモノを売って、そのお金で必要なモノを買う。そんな循環が、メルカリ利用者にとっては当たり前になっています。

メルカリを通して、「将来売ること」も考えて買い物をするようになったり、普段からモノを大切に使うようになったり、「新品じゃなくても十分」と感じるようになった方も多くいらっしゃいます。そういった意識の変化は、見えないところで、家計にもプラスに働いているものです。

Point 3: 心と地球が豊かに —暮らし方が少し変わる

メルカリで出品してみると、「いいね」や「欲しい」と言ってくれる人に出会うことができます。自分にとっては使わなくなったモノが、他の誰かの暮らしで活かされる。その感覚は、実際に体験すると、ちょっと嬉しくなるものです。

メルカリの利用は、個々人の利益を超えて、環境への貢献(プラネット・ポジティブ)にもつながっています。例えば、衣類について、メルカリでのリユース促進によって、年間約4.3万トンの廃棄を回避できています。これは、日本の年間衣類廃棄量の約7.7%に相当します。
また、利用者の過半数が、「メルカリが、環境問題を含む社会課題への関心を持つきっかけになった」と回答しています。

おとぼけ地蔵
おとぼけ地蔵

売上金の一部をNPOや自治体へ贈る「メルカリ寄付」もあり、これまでに集まった累計2.9億円以上の善意が、社会のために役立てられています。

4. 結び

ここまで読んでくださり、ありがとうございます。

モノを捨てるのは、とても簡単です。でも、自分には不要でも、他の誰かにとっては価値があるかもしれません。誰かに使ってもらえたら嬉しい —その優しさはきっと、お財布にも地球にも、心の豊かさにもつながっています。
メルカリは、モノに「第二の人生」を与えてくれます。家の中で眠っているモノを、ひとつ出品してみる。それだけで、誰かの暮らしに役立って、自分の部屋も心もスッキリする。そんな小さな「モノの循環」を、日常の中にたくさん生み出しています。皆様もメルカリを通して、モノを大切にする気持ちや、丁寧な暮らしをゆっくりと育んでくださることを願っています。

自分に優しく、人に優しく。
自分貢献から他者貢献、そして、社会貢献へ。
それが回りまわって、皆様自身や家族にとって優しい社会になるのだと、私は信じています。

ABOUT ME
おとぼけ地蔵
おとぼけ地蔵
エンジニア / 副業ブロガー
ご覧くださり、ありがとうございます。 1988年九州生まれのエンジニアです。 現在は大阪在住。半導体業界で働かせて頂いております。バリバリの理系ですが、少しだけ経営学も嗜んでおります。 健康や心の平穏に重きを置いており、身の丈に合った慎ましいミニマル生活を心掛けております。また、和のテイストが大好きです。
記事URLをコピーしました